
初めに、トラウマは存在しないという理論で有名な人はといえば、誰もが連想するであろう、
アルフレッド・アドラー(Alfred Adler、ドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ](アルフレート・アードラー)、1870年2月7日 – 1937年5月28日)ですが、
アドラーの言うことを真に受けて、トラウマは存在しないと思っている人は100年以上も前の昔の人の言うことを真に受けすぎ。
なぜなら今のほうが心理学も進んでいるのに、一世紀以上も前の人の事信じてるのですかってことです。
またアドラーの生きていた時代にはない、トラウマの克服方法や、解決解消の方法がいくらでもあります。
アドラーの「トラウマは存在しない、過去のことを気にせずに、前を向いて生きよう」という理屈は、
現代の臭いものにはふたをしろという日本の社会の風潮に合っているから認められているだけ。
でも、社会でもどこでも臭い物に蓋をすると、根本的解決にならないので、必ずどこかにひずみがでます。
鍋の中なら、腐り果てて悪臭を放ちます、実世界ならどうなるでしょうか。
たとえば会社でミスを犯して挽回するチャンスが欲しいのに、上司から「君はこのプロジェクトから外れてよいよ、もういいから」と言われても、マジか、、、てなりませんか?
自律神経失調症やうつ病などメンタルなどの体調不良で休職して復帰したら、第一線から外されてチャンスは二度と来ないなどいくらでもあります。
ほかには辛いことが起きて、引っ越して新たな生活をしたけど、嫌な記憶が思い出されて、困っているなんて似たようなことも実際にあります。
物事は解決したけど、どこかに残る歪みって、それはあなたの一番大事な場所で、こころとからだの心の中に残るんです。
月日が流れて完全に忘れ去ったと思ってみても、本人に自覚がなくても、脳の中には記憶として格納されています。(これは私の臨床で実証できます)
その証拠に嫌なことを考えると、ザワザワしたり、頭や胸やお腹などが締め付けられたり、悲しくなったり、不安になったり、イライラしたりするはずです。
トラウマとは記憶と連動して、こころやからだが反応することを言います。
トラウマがひどくなると思い出しただけで手足が冷たくなったり、顔が硬直したり真っ赤に赤面したり、鳩尾が痛くなったり、吐いてしまったりと体にもサインが現れます。
これをトラウマと言わずになんといえばよのでしょう、他の言葉が私には見つかりません。
これらの事は気のせいなのでしょうか?
それとトラウマは自覚できない場合と自覚できない場合があります。
幼いころで当の本人が忘れているけど、セラピー?セッションで初めて思いだすよく場合もあります。
60歳の人が忘れ去っていた5歳当時の事を思い出すなど。
トラウマを本当に解放できる私が思うにアドラートラウマの取り方知らないんじゃないの?
もしトラウマとる方法知っててトラウマ克服させてたら、トラウマ克服したい人のビフォーアフターの生活を見たらトラウマないって言えないだろって思います。
冒頭にも言いましたが、アドラーの生きていた時代にはない、トラウマの克服方法や、解決解消の方法が沢山あります。
アドラーの時代には存在していないトラウマの理論や解決方法などがいくらでもあるんです。
また昔は人の行き来が少なかった時代、同じ場所で生きてから死ぬまで同じ景色を見て同じ環境で育っていました。
いわば村社会のような閉鎖的な環境なので、知らぬが仏で少し変わった環境でも、割と問題なく過ごせていました。
また同じ価値観で生きていたので人間関係も今よりもっと単純で、複雑ではありませんでした。
電車や自動車や飛行機など全国から人が行きかうようになってそれだけ、人間関係も複雑になり難しくなってきています、ある意味人間が生きづらい世の中です。
なのでアドラーの生きていた時代とは、違うのです。アドラーは古いのです。
アドラーのトラウマは存在しない理論は古いけど、複雑になった現代社会の臭いものには蓋をしろという今の日本の風潮にマッチしているのです。
だからアドラー認められてるのではと思います。
トラウマって存在するけど、トラウマって存在しないよねって、ごまかして生きるほうが楽ですよね、今までの自分や今の生活変えるより、だましだまし自分を納得させて。
私はそんな自分に嫌気がさして、トラウマと向き合った結果、幼いころからネグレクト気味で育てられて折檻もされていたので、ちょっとぐれた時期もありまして、ふとした時に死にたいとよく思って生きてきました。
でもトラウマから解放されて克服できてから死にたいと思ったことは、おなかが痛くてトイレに閉じこもっているとき以外ありません、それもごくたまにです(笑)
最後にトラウマは存在しないってのは百歩譲って本当だとするなら、トラウマがない人には存在しないってだけ。
でもトラウマがある人にはトラウマってあるよ?
目に見えなくてもハッキリとビフォーアフターの違いは分かるし、発する言葉や行動がトラウマから解放されて克服できると変わります。