
母親が亡くなり、遺産相続で四桁の遺産が自分に入ってきたそう。
旦那にお金の管理を任せていて、いざ蓋を開けてみたら、すべて使い込まれてしまっていたとのこと。
民事裁判を起こして現在は月々決まった額を支払ってもらっているとのこと。
長年一緒に連れ添って信頼していたために、まさかお金を使い込まれるとは思っていなかったために相当ショックを受けたそう。
それがきっかけとなり離婚をされてから10年以上が経過した今もトラウマとなって心にしこりのように残るとのこと。
ふとした時に当時の事が勝手に思い出されてきて嫌な気分になり困っているそう。
トラウマ克服のセッションを始めると、怒りや、裏切られた気持ちなどが蘇ってきたり、遺産相続以外の嫌な思い出が走馬灯のようにどんどん思い出されたとのこと。
トラウマ克服のセッションを続けると、徐々に怒りや憎しみなどが減ってきて、いやな気持というよりもどうでもうよい、興味がなくなってきたという感じに、ネガティブな感情がニュートラルに近い方に変化していきました。
セッションを終えると、使われてしまったことは仕方がないが思い返してもきりがないし、なぜだか嫌な気分はなくなって、
10年以上悩まされてきたトラウマの嫌な気持ちも、セッションを始める前の2割程度に減ったとのこと。
今回のトラウマのカウンセリングにかかった時間は1時間ほど、一回で解決できました。
色々な問題が絡み合っている場合は数回にわたりカウンセリングが必要な事もあります。
通常のカウンセリングでは長い月日と多くの回数を解決まで必要としますが、一つのトラウマに対しては一回のセッションで事足りることがほとんどです。